介護職に就きたい人

介護施設の臭いアロマで解決!20代女性にとって介護施設の臭い大きな悩みです。

介護職に就きたい人

今回は、20代女性が介護職になって悩む事が多い介護施設の臭いについて記事にしています。「介護職になったんですけど、臭いがダメで退職しました」という介護職員の方、結構多くいらっしゃいます。アロマオイルで対策した体験談も書いています。ぜひ、参考にしてください。

介護施設での臭いの原因
  1. 利用者様の体臭(介護施設では30名~50名、多いところでは100名の利用者様が暮らしています)
  2. 排泄物の臭い。
  3. 以前の介護施設は天井が低く臭いがこもりやすい。
  4. 食事や医療行為の臭い
  5. 消毒液(アルコールの臭い)

一つの臭いだけでなく、色々な臭いが混ざり合って

介護施設独特の臭いになってしまいます。

アロマオイルで介護施設の臭い対策!20代女性これで大丈夫

アロマオイルには消臭効果があります
  1. 植物から抽出される自然の香り成分が空気中の嫌な臭いを消臭してくれます。
  2. ラベンダーやユーカリプタスは部屋の臭いを素早く取り除いてくれます。

私は、20年間介護施設で働いていました。前職が営業でした。入職当時から介護施設の臭いには苦労しました。介護施設に入職して一日目から吐きました。同じ職場の20代女性から「大丈夫」と声を掛けられ「臭いがきつくて」と相談しました。

相談した20代女性がしていた臭い対策はマスクにガーゼを入れてました。そのガーゼからいい臭いがしていました。20代女性職員はガーゼにアロマオイルを数滴たらし自分で「アロママスク」を作っていました。

自分も早速好きなアロマオイルを買いに行きました。私はヒノキにしました。次の日から「アロママスク」を使いましたが、全然臭いが気にならないんです。「アロママスク」のお陰で吐かなくなりました。ヒノキのいい香りがしました。それから次々に「アロママスク」を使う職員が増えました。

気づいたら臭いで悩んでいた新人職員はみんな使っていました。近所の施設の職員も使っていたらしく一時期「アロママスク」が地域の介護施設でトレンドになりました。地域にあるアロマショップではアロマオイルがいきなり売れ出したらしいです。

今、介護施設の臭いで悩んでいる方ぜひ使ってみてください。「アロママスク」使うと、介護施設特有の臭いが気になりません。女性らしい臭い対策ですよね。全く臭わないわけではありませんが、少しでも臭いで悩んでる方の力になれたら嬉しいです。

私の施設で流行った人気のアロマオイルはラベンダーでした。

アロマヒューザーとオゾン脱臭装置使っている介護施設いいですよ

介護施設最先端の臭い対策
  1. 介護施設の各所にオゾン発生装置を取り付けている
  2. ヨウ素パワーの消臭スプレーの使用
  3. AI機器のセンサーよる温度、湿度、換気を行い空気質を監視し常に臭いがしないように管理する。
  4. 使用済みのオムツの密封パックシステムの導入
  5. アロマヒューザー

現在は、介護施設でも国がAI機器導入を推進しているため、臭い対策に乗り出している介護施設も多くあります。

介護施設の臭い対策ですが、結論から言うとありません。何をしても臭います。絶対臭いがしない方法はありません。軽減する対策はあります。それは臭いがしにくい施設選びです。昭和に立てられた古い介護施設は、天井や空間が狭く低いのでおすすめしません。

介護施設の天井が低いと臭いも低い場所で充満してしまいます。介護施設の天井の高さと、空間の広い施設を選ぶだけでかなり施設内の臭いが違います。各介護施設にもよりますが最近建てられた施設では、オゾン脱臭装置が取り付けてある施設もあります。

オゾン脱臭装置

オゾン脱臭装置とは、オゾンの酸化分解によりさまざまな悪臭(便や尿臭・体臭・トイレ臭・アンモニア臭)を分解します。このオゾン脱臭装置がついているだけで臭いが全然違います。オゾン脱臭装置の設置台数にもよりますが、介護施設特有の臭いがしなくなります。

アロマヒューザー

アロマヒューザーを設置する施設もあります。設置するのにあまり資金や工事もいらない為、簡単に出来ると人気です。アロマには植物から抽出される自然な香りの成分が空気中の不快な臭いを消臭してくれます。

強力な消臭効果があるラベンダーやユーカリプタスもあります。アロマにはリラックス効果もあり利用者様のストレス軽減にもなります。介護職にとってもストレス軽減やリラックス効果も期待できます。

高齢者施設の天井が高く、空間が広い施設やアロマヒューザーやオゾン脱臭装置を設置している介護施設を選ぶことで介護職として気持ちよく働けるかもしれません。

介護施設の臭いの原因は毎日お風呂に入れない利用者様の体臭も!

介護施設の臭いの原因は利用者様から出る体臭もあります。私たちは、ほぼ毎日お風呂に入ります。私たちは、毎日入るのが当たり前になっています。介護施設の利用者様は施設にもよりますが週2回~3回しか入浴できません。

介護施設の利用者様が、週2回しかお風呂に入れないのはあまり知られていません。私も介護施設に入職した時びっくりしました。「え!毎日入らないの?」と思いました。高齢な利用者様が毎日お風呂に入ると体力の消耗が激しいのです。利用者様の入浴の日に熱があったり、血圧が高いと清拭(お湯で体を拭くこと)になります。

利用者様は高齢な為、体調が崩れやすく熱も出る頻度も高くなります。週に1回もお風呂に入れない場合もあります。人が一日最大で12ℓの汗をかくと言われています。活動する成人の汗の量が12ℓです。介護施設の利用者様がほとんど動かなくても汗はかきます。汗はかきますがお風呂には週2回ぐらいしか入れませんので体臭がするのも仕方ありません。

介護施設では毎日お風呂に入れません。週2回~3回です。

知らない人結構多いです。

排泄の臭い介護施設から無くなることはありません

介護施設では排泄の臭いもします。介護施設の利用者様も個々に認知症や身体障害をもっている方もいらっしゃいます。認知症や身体障害を持つ利用者様は排泄を自分でコントロールすることが難しいです。私たちは多少我慢することが出来ますよね。介護施設では、トイレやオムツ交換時に排泄物を臭いがしないように、早く処理しています。出来るだけ排泄の臭いがこもらないように努力はしているのです。

ですが、全く臭わないようにすることは不可能です。私たちも、人が生活するうえで排泄物の臭いがするのはごくごく自然です。人間は一人一人考えも、性格も全て違います。当然臭いも人それぞれ違いますよね。それは排泄物でも臭いは違います。介護施設は生活している利用者様の人数が多いです。多い介護施設では100名の利用者様がいらっしゃいます。人の数が増えるほど、臭いが発生してしまいます。

おいしい食事も臭いの原因です

介護施設では毎日、食事を提供しています。食事の臭いが施設内に広がります。特に調理場や、食事をするダイニングエリアでは食材や料理の香りがします。料理の香りと他の臭いが合わさり嫌な臭いがするのです。食事の臭いがすると嗅覚が刺激されます。

高齢者の利用者様になると食欲も低下していきます。でも、食事の臭いがすると食べたいと食欲が刺激されます。脳が刺激され口の中で唾液が出て食事を口で食べる準備が出来るのです。準備が出来ると、ごえんせい肺炎のリスクが下がります。

ごえんせい肺炎とは、高齢者がかかりやすい肺炎で、のどを食べ物が通る時に肺に流れないように筋肉の弁があります。その弁が高齢者になると筋肉が縮んで緩くなります。その緩くなった弁から食べ物や水などが肺に流れ込み、肺が炎症するのです。高齢者になると、むせ込みやすいのは弁が緩くなるせいです。

臭いは悪い事ばかりではありません。体にいい作用をする臭いもあります。私がいた介護施設でも食事の時間になると、必ず各部屋から利用者様がそろって椅子に座っていました。「お腹がすきました~」と言いながら。

医療行為の臭いもあります

介護施設では利用者様の医療処置や傷のケアなどの医療行為が行われます。医療的ケアは薬剤の臭いがします。傷のケアの中でもじょくそう(皮膚や組織が圧迫して損傷を受けるかいようの一種)は圧迫で利用者様の体の組織が壊死します。じょくそうの処置は臭いがします。

私の以前働いていた介護施設の話です。利用者様のせんこつ部(お尻の割れ目の上あたりに飛び出している骨)にじょくそうが出来ました。介護施設で治療を続けていました。壊死したじょくそう部分から菌が入り亡くなりました。

亡くなる前の処置では、壊死している部分からすごい臭いだったと聞きました。介護施設の臭いは生活臭だけではありません。4年前のコロナ禍から介護施設では消毒をする機会が増えました。

毎日、利用者様や職員が触りやすい場所は念入りに消毒します。床や手すり、食事テーブル、利用者様の居室です。一日2回から3回は行います。アルコールで消毒します。スプレーで振りかけながら消毒していくのですごい臭いです。

利用者様や職員も消毒のアルコールを吸い込んで、ゴッホゴッホとせき込んでしまいます。最近の介護施設では消毒のアルコール臭が多いかもしれません。

コロナ禍になってアルコール消毒を使う量が増え、余計臭いが気になる

ようになったかもしれません。

20代女性が介護施設の臭いで退職した事例です

私が介護主任の頃の話です。前職がアパレルで働いていた20代女性の方が入職してきました。その当時はマスク着用がありませんでした。初日の出来事です。介護施設に入ってすぐハンカチで鼻をふさいでいました。昼ご飯もあまり食べていませんでした。

同じ20代女性の職員が「大丈夫?」と声をかけていました。入職したての20代女性は「ヤバいこの臭い」「介護施設ってこんな臭いするの?」と言ってました。実際臭いをかいでみないと想像だけではわかりませんよね。

1週間ぐらいして入職してきた20代女性は慣れてきたのかハンカチを鼻から取っていました。2週間目に入り初めて他の職員と2人でオムツ交換に入りました。利用者の居室からいきなり飛び出してきました。

20代女性の職員はそのままトイレにかけこんでいきました。案の定、涙目になってトイレから出てきました。トイレで吐いていました。高齢者の排泄の臭いなんて、嗅いだことなんてないのが当たり前です。初めて介護施設に入職した方の5割は初日に吐きます。

その後、20代女性はオムツ交換に入るのを拒否しました。「もう、オムツ交換には入れません」「退職します」とオムツ交換の臭いがトラウマになりました。入職してから3週間で退職されました。

まとめ

今回は、介護施設の臭いについての記事でした。「アロママスク」ぜひ、試してみてください。悩んでたのが、うそみたいですよ。介護施設の臭いの原因は一つではありません。体臭や排泄物、食事の匂い、医療的ケア、消毒の臭いがします。色々な臭いがまじりあって介護施設とくゆうの臭いがするのです。

高齢者施設の臭い対策としては、全く臭いがなくなる対策はありません。軽減する対策として臭いがしにくい高齢者施設選び重要です。天井が高く、空間が広い施設選びをしましょう。オゾン脱臭装置が設置している高齢者施設を選ぶと全然違います。出来るだけ快適に仕事したいですよね。介護職になりたい20代女性が臭いに悩まず介護職として快適に働けるように祈ってます。

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